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2000/01/12
インドのフェルナンデス国防相が来党 反核運動から国防大臣へ
訪日中のインドのジョージ・フェルナンデス国防大臣が12日、民主党本部を表敬訪問し、鳩山代表をはじめ広中和歌子副代表、藤田幸久企画局次長、小山峰男参議院外交防衛委員会理事と懇談した。

 このなかでフェルナンデス大臣は、インドの現連立政権について「選挙前に共同の政策を各党間の壁を越えて時間をかけて作成し、5年間かけて実行することにしている」と説明。

 さらに核問題について「大臣になる前は反核運動に参加していたが、抑止という点から核実験に踏み切らなければならなかった。核軍縮には賛成であり、今後は核保有国と非保有国が互いに協力し合い、国連の場で国際世論を動かしていかねば」と発言。

 懇談後、鳩山代表は記者会見で、「反核運動家を国防大臣にするとはインドの懐の深さを感じる。またインドの連立政権は、選挙が終わった後に政策も一致しないまま連立した自自公と大違い」と語った。
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