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2007/01/11
地域から日本変えるため全力尽くす 鳩山幹事長・北橋前議員


 鳩山由紀夫幹事長は11日午後、今月21日告示、来月4日投開票の日程で市長選挙が行われる北九州市を訪れ、同市内の商店街や市場を練り歩きながら、民主党への更なる支援を求めて訴えを行った。また、連合北九州の旗開きでも挨拶を行い、民主党による政権交代実現に向け、一層の支援を呼びかけた。北橋健治前衆議院議員も鳩山幹事長とともに訴えを行い、北九州から日本を変えるとの決意を力強く語った。

 鳩山幹事長らはまず、夕方の買い物客で賑わう旦過市場や魚町銀天街を、およそ1時間にわたって練り歩き、道行く方々や商店主の皆さん一人ひとりに握手を求めながら、民主党への支持を訴えた。

 また、連合北九州の旗開きにも鳩山幹事長らは参加。連合の皆さんの全力を挙げての日々の支援に謝意を表した上で、やらせタウンミーティングまで行われた偽りの教育改革や、本間政府税調会長・佐田行革担当相の相次いでの辞任について厳しい批判を展開。事務所経費問題でも、連日のスキャンダルまがいの報道が行われていると指摘し、安倍政権が国民の支持を大きく失いつつあるとの見方を示した。

 その上で鳩山幹事長は、「小沢代表の下、来る参議院議員選挙で自公連立政権を過半数割れに追い込まなくてはならない」として、まさに正念場となる今夏の参院選において必勝を期するとの決意を力強く語り、民主党への更なる支援を呼びかけた。

 続いて北橋前衆院議員も挨拶に立ち、「最初から厳しい坂道を登るようなものだが、皆さんにご指導・ご支援をいただき、何とか戦ってこられた」と謝意を表した上で、自公政権には「旧態依然とした、中央が地方を指導・監督する、官が民を支配するという発想がある」ことを厳しく批判。「中央官僚的発想をもって北九州を破綻に導いていこうとするのか、本当に市民の立場に立って流れを変えるのか」とし、地域から日本を変えていくために全力を尽くしていくとの北橋前衆院議員の訴えには、会場から大きな拍手と激励の声が寄せられた。
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