ニュース
ニュース
2007/01/13
愛知から改革派の新しいリーダーを 岡田副代表、犬山市で訴え




 岡田克也副代表(元代表)は13日午後、愛知県犬山市を訪れ、市内で開催された「あゆちの風ネットワーク」の集会に石田よしひろ前犬山市長らとともに出席。全国の都道府県を引っ張っていく力のある愛知県から、新しい改革派のリーダーを、などと呼びかけた。岡田副代表らは、更に名古屋市内での街頭演説会にも参加して、民主党への更なる支持を求め、力強い訴えを行うなど、精力的に日程をこなした。

 犬山市内の集会で岡田副代表は、「愛知県は、これからの地方かくあるべしというモデルを示す重要な役割を担っている」とし、一方で改革派と呼ばれてきた知事が、次々に地方政治の場から去っている事実を指摘。地方のことは地方で決めるという地方分権の重要性を改めて強調しつつ、「私たちは今、新しい改革派のリーダーを求めている、それが石田さんだ」と、力強く訴えた。

 更に岡田副代表は、石田前市長の行動こそが「日本全体を変えるための原動力になると確信している」とし、積極的な情報公開などを断行した三重県の北川知事の県政改革の成果も紹介した。そして、「もっとチャレンジして、もっと県民の立場に立って、新しいことに取り組んでいく、そのことによって愛知県を変え、日本を変えていく、そういうリーダーを私たちの手で誕生させていこう」との岡田副代表の呼びかけには、会場を埋めた参加者から大きな拍手がわき起こった。

 続いて、石田前市長が万雷の拍手に迎えられて登壇。「中央が地方をお金でコントロールしてきた」これまでの政治のあり方に疑義を呈しながら、市長を務める中で「権限と財源を握っている自民党」の政治を変えなければならないとつくづく痛感した、などと語り、愛知から日本を変えていく意欲を示す力強い訴えを行った。

 岡田副代表と石田前市長はこの後、名古屋市内に移動し、市内で行われた東海ブロック(愛知・岐阜・静岡・三重の4県)の国会議員団による街頭演説会にも参加。愛知から日本を変えようなどと、寒風吹きすさむ中、道行く人々に訴えを展開した。名古屋市内の街頭演説会には、岡田副代表のほか、中川正春・森本哲生・田村謙治・園田康博の各衆議院議員、山下八洲男・芝博一・藤本祐司の各参議院議員も参加し、それぞれが民主党への更なる支持を訴えかけた。
記事を印刷する