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2007/01/15
鳥インフルエンザ対策本部設置 農水省からヒアリング


 宮崎県での高病原性鳥インフルエンザ発生を受け、民主党は15日、高病原性鳥インフルエンザ対策本部(本部長:菅直人代表代行)を設置。同日夕、党大会が行われた日本青年館で会合を開き、発生状況や施した対策について農林水産省よりヒアリングを行うとともに、対策本部の運営と現地視察の日程等について協議した。

 冒頭、挨拶に立った菅代表代行は、今回も前回と同様なのか見極める必要があるとの認識を示すとともに、アジア全体からすると遺伝子の変異により人から人にうつるという指摘もあることにふれた。一方で、「現実には人への感染例がないことから、風評被害の広がりへの目配りが必要だ」と語った。

 同時に「場合によっては地球規模での危機管理が必要になってくる」と述べ、こうした問題の専門知識をもった人材豊富な民主党としては、政府が対応を間違えることのないよう、しっかりと問題提起していく考えを示した。

 会合には、本部長代理の山田正彦農林漁業再生本部本部長、事務局長の篠原孝『次の内閣』ネクスト農林水産大臣、事務局長代理の末松義規ネクスト環境大臣、黄川田徹、佐々木隆博、松木謙公各衆議院議員、足立信也、家西悟両参議院議員が出席した。

 対策本部では16日にさっそく、山田本部長代理、篠原事務局長を中心に、宮崎県清武町を訪れ、どういう対応措置がとられているかについて視察するとともに、政府の対応で十分かどうか現地で意見を聞く予定。

 なお、対策本部の構成メンバーは下記の通り。

○高病原性鳥インフルエンザ対策本部○
本部長 菅直人代表代行
本部長代理 山田正彦農林漁業再生本部本部長
副本部長 今泉 昭参議院幹事長
     松本剛明政策調査会長
     野田佳彦国民運動委員長
     西岡武夫常任幹事(九州ブロック)
     田名部匡省企業団体対策委員長代理
     山口 壯ネクスト外務大臣
     朝日俊弘ネクスト内閣府担当大臣
     池田元久ネクスト財務大臣
     三井辨雄ネクスト厚生労働大臣
     近藤洋介ネクスト経済産業大臣
     平岡秀夫ネクスト法務大臣
     藤村修ネクスト文部科学大臣

事務局長 篠原孝ネクスト農林水産大臣

事務局長代理 末松義規ネクスト環境大臣
       小沢鋭仁幹事長代理

事務局次長 川内博史衆議院議員
       
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