ニュース
ニュース
2007/02/23
国会正常化に向けて与党の善処策求める 高木国対委員長


 高木義明国会対策委員長は23日夕、国対役員会終了後に国会内で会見し、衆議院財務金融委員会の一般質疑をめぐる国会の不正常な状態について、正常化に向けて与党に善処策を求めると語った。

 冒頭、高木国対委員長は、22日に衆院予算委員会で行われた、政治とカネの問題に関する質疑に触れ、引き続き事務所費の公開を求めて政府与党の追及を続ける考えを示した。

 高木国対委員長はその上で、衆院財務金融委員会で与党側が一方的な委員会運営を強行し、国会が不正常な状態に陥っている問題に言及、民主党として強く抗議するとともに、正常化のため与野党間で協議を続けていることを説明した。高木国対委員長は「現在の段階では誠意ある回答に至っていない」と、なお正常化に向けて与党に善処策を求める考えを示した。また、一日も早い正常化のために、この週末も含めて努力すると述べた。
記事を印刷する