2007/03/01
高木委員長、予算案の審議続行を求める 会見で
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高木義明国会対策委員長は1日、国対役員会終了後に国会内で会見し、平成19年度予算案について、審議時間が不十分であり今週中の衆院通過はあり得ないとの認識を示した。
高木国対委員長は冒頭、衆院予算委員会の日程を報告。本日午後に地域間格差等についての集中審議が行われるとした。
続いて、与党が2日に予算案の採決を行う方針との報道に言及。政治とカネの問題や労働法制などについての集中審議や、参考人招致が行われていないとして「こういう状況の中で今週中の衆院通過はあり得ない」と強調した。
高木国対委員長はまた、与党側が採決を強行するならば、財務金融委員会の反省
や、公聴会の意見がまったく活かされないことになると指摘。「数の力で少数意見を封鎖するという与党のやり方は、まさに国の予算を私物化するものだ」と批判した。
さらに、予算案に関係した法案の審議が他の委員会で始まることも挙げて、それらを無視して一方的に予算案の採決をはかることがないように、強い姿勢で審議続行を与党に求める方針を示した。
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