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2007/03/02
国民新党と選挙協力で合意 党首同士が推薦状を交換




 小沢一郎代表は、2日午後、国民新党の綿貫民輔党首と参議院選挙における選挙協力を確認し、14選挙区でお互いの候補を推薦し合うこととなった。

 確認後、国民新党本部で記者会見した両党首は参議院選挙における意義を、何としても自公の過半数割れを目指すことにあると強調した。

 綿貫党首は、「群馬で私どもの候補に推薦を民主党からいただいた。私どもも、民主党の候補について、政策、特に郵政民営化に関する基本を重視し、推薦することした」と語り、小沢代表も、「群馬の福田こうじ候補を推薦することにした。協力できるところは今後も話し合いを進めていきたい」と語った。

 また、選挙協力の意義について小沢代表は、「自公政権は強者の論理。弱者切り捨ての政治を阻止するには協力して自公政権の参議院での過半数割れを獲得する以外にない」と改めて強調した。

 記者会見に同席し、小沢代表から推薦状を受け取った群馬選挙区の福田こうじ予定候補は、「必ず日本をいい方向に向けると確信している」と決意を語った。

 選挙協力選挙区と候補は以下の通り(敬称略)。
国民新党の推薦を受ける民主党の候補

参議院選挙
<公認>
岩手・平野達男、山形・舟山康江、栃木・谷博之、山梨・米長晴信、三重・高橋千秋、滋賀・徳永久志、鳥取・川上義博、岡山・姫井由美子、広島・佐藤公治、長崎・大久保潔重、鹿児島・皆吉稲生
<推薦>北海道・多原香里、愛媛・友近聡朗

参議院補欠選挙
福島・増子輝彦、沖縄・狩俣吉正

民主党の推薦を受ける国民新党の候補
群馬・福田こうじ
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