ニュース
ニュース
2007/03/08
代表、山梨で地場産業を視察 会見では選挙勝利への意気込み示す
 小沢一郎代表は8日、山梨県を訪れ、宝飾品や民芸品、銘菓などさまざまな品が揃う山梨地場産業センター「かいてらす」を視察するとともに、宝飾技術者を養成する山梨県立宝石美術専門学校を訪問。夕方からは甲府市内で会見を行った。

 会見で視察の目的と地場産業関係者との交流を通じて得た印象を問われた小沢代表は、「日本の宝飾品の3つに1つは山梨県で作られているということを初めて知った」と語り、企業数にすると1000〜1500にのぼることにも言及。山梨のように地場産業が地域のしくみの中できちんと発展を遂げているのは望ましい形だとの認識を示し、地域振興、地場産業振興といった観点で視察を行ったことを明らかにした。

 そのうえで、「地方分権がいろんな側面から必要であると主張してきたが、そういう面から見ても、山梨における宝飾産業の実情を知ることができてよかった」と語った。

 参院選の山梨県選挙区の情勢を問われたのに対しては、「自民党の候補者もまもなく決まると耳にしているが、私どもが推薦している米長はるのぶ君は素晴らしい青年であり、候補者であると確信している」と語り、「必ず県民のみなさんの理解と支持を得られるものと思っている」と述べた。

 統一地方自治体選挙に関連しては、「12年に一度、統一地方選挙と参議院選挙がいっしょに行われる選挙の年。統一地方選挙でみんなで頑張って、その勝利をバネとして、参議院選挙に臨みたい」と語り、勝利を目指して力を尽くして行く考えを強調した。
記事を印刷する