2007/03/14
審議の充実を求め、各法案の審議に入る 高木国対委員長 会見で
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高木義明国会対策委員長は14日午後、国会内で記者会見し、同日、自民党の国対委員長との会談をはじめ、野党4党の国対委員長会談、与野党国対委員長会談を行ったと報告した。
高木国対委員長は、与党側との確認事項として(1)衆院予算委員会で、参院の予算審議終了後に直ちに政治とカネなどの集中審議を行う、(2)参考人招致は改めて与野党で協議する、(3)衆院財務金融委員会と総務委員会で、日切れ法案の審議の際に、時間を取って一般質疑を行う――との3項目を示した。具体的な日時などは現場の協議に委ね、国会の不正常な状況を解消したいとの意向を示した。
与野党国対委員長会談で与党側から要望のあった予備日の委員会開会について、高木国対委員長は認められないとの立場を記者団に示し、「野党は法案審議にあたっては質問の(ための)十分な事前調査が必要。定例日(に質問を行うの)はこれまで与野党が審議の充実を目指してやってきた一つの知恵だ」と分析。「与党の都合だけで審議時間を促進することに(予備日を)使われては、たまったものではない」と指摘した。
また「国民に代わって必要な説明を求め、政府の姿勢を厳しくチェックすることが(野党としての)何よりの役割だ。これまで以上の審議の充実に向け、多くの時間を求め、各法案の審議に入りたい」と述べ、格差是正のため徹底的な審議を行い、与党側にあらためて円満な国会運営を求めるとした。
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