2007/03/26
「国民のためにならない」予算成立で鳩山幹事長が記者団に
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鳩山由紀夫幹事長は、26日夕国会内で、記者団に予算成立を受けて、「国民の皆さんの暮らしにプラスになるかと言えば、応えられない予算。美しい国どころか、倫理観を失った醜い国の予算成立」と批判した。その上で、「国民の立場に立った、政治とは生活であるとの視点に立ち、論点を明確にしていく」として、今後も松岡農水相の疑惑などを追及していくこと、あくまで辞任を求めること、政治家同士の論戦をこれから展開することを明確にした。
また、本日自らが視察に訪れた能登半島沖地震について、お悔やみとお見舞いを述べるとともに、局部的には震度7の阪神淡路大震災より大きな被害が出ているとして、また、観光産業に多大な影響が出ていることを挙げ、「国民の皆さんに救いの手を伸べていただきたい」とお願いした。また、党としても明日党として対策室の初会合を開き、対策を協議することを明らかにした。
記者の質問に答えて、下村官房副長官が従軍慰安婦の問題に関して間接的にも直接的にも旧日本軍の関与はなかった発言したことについて、「歴史を勉強してほしい。相手の立場に立って考えなければならない。日本の国の威信は過ちを認めること。政府の高官が言うべきことではない」と強く批判した。
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