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2007/03/29
参院熊本選挙区に松野信夫前衆院議員を公認 小沢代表が発表


 小沢一郎代表は29日午後、熊本市内で記者会見し、7月に予定されている第21回参議院通常選挙で、熊本県選挙区に、前衆議院議員の松野信夫さんを公認候補として擁立すると発表した。

 小沢代表は冒頭、「これからの日本のあり方、生き方、行く末を左右する非常に大事な選挙戦」である参院選に勝利し、「自由競争万能主義、効率万能主義のもと、弱者と地方を切り捨てる結果を招いている行政を根本的に転換する」認識で、力を注いでいることを報告。

 「この歴史的なたたかいに参加して、不公正、不平等な社会を広げる政治に終止符を打たねばならない」と最適任者として松野さんに要請し、県民の皆さんに信を問うため、立候補をご判断いただいたと説明した。

 松野さんは、立候補について「(7月の参院選が)生きるか死ぬかの天下分け目のたたかい、民主党にとってこれまででもっとも大きいたたかいになるという認識を深め、参加する腹を固めた」と表明。県内全域を走り回り、「今の政治を変えていこう」と訴える考えを示した。

 松野さんはまた、熊本県選出の自民党国会議員の政治とカネの問題が、全国の話題を集めていることにも言及。「こういう政治を1日も早く変えなければならない。必死でたたかう決意を固めた」として、民主党の活動や政策への理解と支援を求める力強い挨拶を行った。
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