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2007/04/03
選挙モードの中緊張感ある国会運営を 高木国対委員長


 高木義明国会対策委員長は3日午前、国対役員会後に国会内で会見し、国会運営等について言明した。

 冒頭、「桜も満開になり春本番」と挨拶した高木委員長は、同日午後に開かれる本会議について、パート労働法改正案、自動車から排出される窒素酸化物等の総量削除に関する特別措置法改正案の趣旨説明と質疑が行われることを報告。

 民主党案と政府案の両方が議題となるパート労働法案においては特に、法案提出者の西村智奈美議員が趣旨説明に立ち、菊田真紀子議員が質疑を行い、小宮山洋子、西村智奈美各議員が答弁席に座る予定であるとした。

 次に、東京をはじめとする知事選挙、3月30日に告示された道府県議会議員選挙に言及。「この選挙は、国会、夏の参議院選挙に大きな影響を持つものである」との認識を示し、「国会活動と同時に各議員選挙においても全力を尽くす」と表明。5日に福島、沖縄の参議院補欠選挙が告示されることにも触れ、「選挙モードの中で国会運営も緊張感をもってやっていかなければならない」と、決意を述べた。

 国民投票法案については、5日に予定される公聴会後に、与党が強硬姿勢を示していくのではないかと懸念。民主党としては、憲法に対する国民の関心を高めながら議論を尽くし、引続き慎重な審議を求めていく方針であることを改めて明示した。
 
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