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2007/04/22
【参院補選】福島選挙区 増子候補、自公推薦候補に大差つけ圧勝




 参議院福島県選挙区の補欠選挙は22日投票が行われ、即日開票の結果、民主党公認で国民新党が推薦する新人で元衆議院議員の増子輝彦氏が、自民・公明推薦候補に大差をつけた圧倒的勝利で見事当選を果たした。

 20時の開票作業が始まるやいなや続々と報道各社の当選確実の報がもたらせれ、会場は拍手の嵐に。20時15分過ぎ、増子氏は集まった支持者の大歓声と拍手に迎えられて会場入り。渡部恒三最高顧問、総合選挙対策本部長の玄葉光一郎衆議院議員が、それぞれ勝利宣言、挨拶を行い、万歳を三唱した。
 
 当選後の会見に臨んだ増子氏はまず、「県民の温かい支持により当選することができた」と感謝の意を表明。17日間にわたる激しい選挙戦を振り返り、「県民の悲痛な叫び声を聞き、遊説をすればするほど格差を知った」として、「格差是正」「生活しやすい国づくり」こそが、県民に求められているとの認識を改めて示した。
 
 増子氏は今回の勝利は「安倍政治にNOという審判を下したものであり、福島県民が全国民に代わって意思表示したもの」と言明。「福島から政治改革のスタートをきることができた」として、夏の参院選挙、政権交代への第一歩と位置づけるとともに、選挙戦での「ひとつひとつの約束を着実に実行して恩返ししていきたい」と強い決意を語った。

 会場には吉田泉衆議院議員、和田ひろ子参議院らがかけつけた。
 
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