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北神圭朗議員が、衆議院本会議で１８日午後、政府提出の教育関連３法案に反対、民主党の「日本国教育基本法案」、「学校の教育力を向上させる３法案」に賛成の討論を行った。
北神議員は、冒頭、昨日発生した愛知県長久手町での立て篭もり事件に触れ、林一歩巡査部長に哀悼の意、木本明史巡査部長にお見舞いを述べるとともに、事件の早期解決と銃犯罪への抗議の意思を党を代表して表明した。
北神議員は、「民主党案こそ、まさに、先生たちの現場感覚を養いつつ、魂の燃えている先生たちを輩出することが出来、養成方法を変えずに単に研修を施すという政府案とは、雲泥の差があると言わざるを得ません」と民主党案と政府案を評価。
また、「政府案では、国と地方と教育委員会、さらには、学校現場や地域社会との関係が整理されていないのではないか」と指摘した上で、「民主党案は、国の最終責任を明確にしつつ、教育委員会の事務を首長に集中させるとともに、新たに教育監査委員会を設置して、事後チェックの機能をもたせ、地域の住民も参加できる『学校理事会』を設けることにより、現場のことは現場に任せて、『学校主権』の確立を図るもの」である位置づけた。
最後に、「我が国の真の独立と繁栄を確保するための、大胆で、力強い一歩となることから、民主党案に賛成の立場を表明する」と結んだ。
討論後、採決の結果、民主党の４法案は否決、政府案は可決された。
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