トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2007/05/18
社保庁改革政府案では国の未来が暗くなる 鳩山幹事長が会見で
記事を印刷する



 鳩山由紀夫幹事長は、18日午後の定例記者会見で、これから本格審議が始まる社会保険庁改革案について、「消えた年金の問題も出ている」として、政府案が通ればこれらの問題が未来永劫解決できなくなり、「国の未来が暗くなる。国民の皆さんに待ったをかけていただきたい」と指摘した。

 また、愛知県での立て籠もり発砲事件について、哀悼、お見舞いを述べるとともに、「日本を銃社会にしてはならない」として、暴力団対策法などの強化を政府に求めた。

 さらに、教育関連法案の衆院での可決について、「(審議が不十分であったために)国民の皆さんは議論の中身が分からないままであったのではないか」とした上で、「本物の改革とは程遠い」と批判した。同時に、「形式ばかりを大事にする政権でこの国は大丈夫かとの強い懸念をもつ」として、国の将来のためにも国民の皆さんに民主党への激励を一層強めてほしいと要請した。

 記者からの質問に答えては、松岡農林水産大臣、伊吹文部科学大臣、安倍首相の責任を、政治とカネの集中審議の場でも改めて追及していくことを明らかにした。

 参議院選挙については「全力で戦う」とした上で、「国民にすとんと落ちるキャッチコーピーをもった争点をつくる」と表明した。
 

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.