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2000/04/05
森政権発足で鳩山代表が全議員に檄「いよいよ国民に心を問うべき時」
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衆参両院の本会議が5日開かれ、首相指名選挙が行われた。その結果、自民党の森喜朗衆院議員が85代目の首相に選出された。小渕内閣が4日夜の臨時閣議で総辞職したことを受け、翌5日、自民党が両院議員総会を開いて森氏を総裁に選出、同日午後、両院で本会議が行われた。小渕内閣の総辞職は憲法70条に基づくもので、脳こうそくで入院中の小渕氏の公務復帰が困難と判断された。

 民主党は4日午前、両院議員総会を開き、首相指名選挙で鳩山代表に投票することを満場一致で決定。

 あいさつに立った鳩山代表は、誕生する森新内閣について「自民党が公明党の協力で政権を維持することが今まで以上に強化される。これは国家の将来にとって正しくない」と指摘。そのうえで「選挙は早いと覚悟を決めよう。いよいよ国民に信を問うべき時がくる。国会内外での活動をさらに国民に向けて発信し、民主党こそが未来に責任をもつ唯一の政党であるという姿をしっかり示していこう」と力強く呼びかけた。

 羽田幹事長も「森内閣は小渕内閣をほとんど継続すると言われている。いままでの与党は暴挙に暴挙を重ねており、それがズルズル続くことは許されない。1日も早く国民の審判を問うよう、いろんな形で呼びかけていく」と決意を表明した。

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