菅直人代表代行は22日、党常任幹事会で挨拶、「ちょうど2カ月後の7月22日が参院選挙の投票日だ。まさに2カ月間の勝負だ。国会も最終盤になり、各選挙区でも本格的な動きが始まっている」と述べ、7月5日の参院選公示に向けて全力疾走に入るよう呼びかけた。
また、最近の安倍政権について「居直り的な姿勢を強めている。ところが、その居直りに対し世間では『頑張っているではないか』という見方も出ている。それが内閣支持率の一部回復につながているのかも知れない」と分析。
そのうえで、菅代表代行は「年金問題をはじめ、国民の腹立たしい思いをしっかりと受け止めて、突破口を切り開いていく必要がある。国会の最終盤、参院選に向けて一層の努力をお願いしたい」と述べ、「消えた年金記録」問題などで政府・自民党を厳しく追及するよう求めた。
|