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2007/05/24
【衆院本会議】「このままでは働いても貧乏」労働3法で園田議員
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 園田康博議員が、衆議院本会議で24日午後、「労働契約法案」「労働基準法の一部改正案」「最低賃金法の一部改正案」の質問に立ち、現状を「真面目に働いても暮らしていけない、結婚できない、将来の展望を持てずその日暮らしを続けるしかない社会は『貧乏な国』」とし、政府案を批判した。

 園田議員は、冒頭、議会運営に関して、職権に本会議開催が7回、委員会開催が37回にも及んでいることを「言語道断」と批判、また、明日の厚生労働委員会で社会保険庁改革法案が採決されようとしていることにも、強く抗議した。

 園田議員は法案について、時間外労働の割増賃金率の50%への引き上げが、何故、80時間以上との制限が付いたのかを質した。柳澤厚生労働大臣は、「60時間を超えると長時間労働と感じる労働者が多い」など、説明にならない説明に終始した。

 さらに、ネットカフェ難民ついて、昨日視察したとした上で、感想を求めた。これに対して、柳澤大臣は、「早急に実態調査する。とりあえず、住宅確保のための相談支援を行う」と前向きに答えた。
 最低賃金に関して、園田議員は、引き上げるのか、最低賃金の原則は何かと質した。柳澤大臣は、「適切な引き上げを行う。若年単身者の生計費とすることが適当」と答弁した。

 最後に、園田議員は、「格差是正に本気で取り組むのは我々民主党だ」と主張して質問を終えた。

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