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2007/05/29
論戦で事の真相を明らかにし、政治不信払拭する 高木国対委員長
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 高木義明国会対策委員長は29日午前、国対役員会終了後の記者会見で、松岡農林水産大臣の自殺や社会保険庁改革関連法案への対応について語り、記者の質問に答えた。

 松岡農水相の自殺について、高木国対委員長は「誠に残念の一語に尽きる」と弔意を示した。「これまで同様、論戦によって事の真相を明らかにし、国民の政治不信を払拭する決意だ」と述べ、『政治とカネ』『年金』などの日本の諸課題に対して今後も議論を尽くし、国民の負託に応えるとした。

 社保庁改革関連法案の対応については「審議が尽くされていない」として、安倍首相が議員立法で救済法案を提出するよう指示したことにも言及。「安倍総理自身、今の法案が欠陥法案と認めたようなもの」と、審議のやり直しを求めた。消えた年金記録の被害者救済策を、政府が堂々と政府案として国会に出すべきと語り、責任の所在を明らかにしない政府与党のあり方をさらに追及する考えを示した。

 高木国対委員長はまた、緑資源機構の官製談合の問題について記者から質問され、天下りや税金の無駄遣いを止め、政官業の癒着の構造を無くす仕組みづくりが本来の再発防止になると答え、政治への信頼回復のために議論を深める姿勢を示した。

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