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2007/05/30
【衆院厚労委】年金保険料納付証明の責任明確化求める 山井議員
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 山井和則議員は衆議院厚生労働委員会で30日午後、与党の「時効特例法案」に関して質問に立ち、保険料納付の証明責任、挙証責任は誰が負うのか、時効特例法案の対象となる人数はどれくらいかを質した。

 また、再三にわたり山井議員は、与党案では何ら国民の救済にならないとして、さらに審議を尽くすよう求めた。

 冒頭、山井議員は、時効撤廃、対象者はどれくらいなのかを与党の提出者に質問。鴨下提出者は、推定の数字で25万人と答えた。山井議員の追及に対して、鴨下提出者は、この数字が5000万件のうち過去のものであることを認めた。

 さらに、山井議員は、昨年8月以降にどれくらいの記録訂正数があったのかを質した。柳澤厚生労働大臣は、ゼロ件であることを認めた。

 山井議員は、相談に訪れ却下された人が2万635人であること示し、この人たちを救済できなければ、何ら救済にならないとして、考え方を根本的に改め、社会保険庁、国に挙証責任があるようにしなければならないと、強く主張した。
 

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