「官邸危機管理体制の充実が喫緊の課題」鳩山代表が定例会見で指摘
鳩山代表は本会議終了後の記者会見で、森首相の誕生について「国民のために、積極的に未来を指し示すことを期待する」と述べ、「その前に、小渕前首相を心から案じている。ご家族のことを思うといたたまれない気持ちだ。民主党の総意として、早く回復されるようお祈りする」と語った。
鳩山代表はそれとは別に、小渕前首相の入院から発表まで空白の時間がかなりあったことを挙げ、「危機管理体制の不備が明らかになった」と指摘。「青木官房長官の臨時代理指名まで首相が不在で、有珠山の噴火のような緊急事態が起こらないとも限らなかった。自民党の党利が優先され、国民が後回しにされたのが実態ではないか」と述べ、「危機管理体制の充実が喫緊の課題だ」との考えを明らかにした。
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