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2007/06/08
「消えた年金問題」で緊急街宣 年金守る党への支持訴え
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 国民運動委員会は、国民運動委員長の野田佳彦衆院議員を先頭に、8日夕、東京・新橋駅前で、「消えた年金問題」を中心に緊急街宣街頭演説会を開いた。

 国民運動委員長代理の田村謙治衆院議員が司会を務め、まず、蓮舫参院議員が、「年金、何が問題だったか、皆さんの声を聞かせていただきたくて、この場をお借りした」とした上で、「政府は救済と言っているが、救済ではなく、責任をとり、弁償するのが筋。年金、医療、介護の負担を押し付けるが、仕事はしない、無駄遣いは止めない、謝罪はしない今の政府を選ぶのか」と訴えた。

 次に長妻昭衆院議員が、「消えた年金の被害者は厚生年金加入者が多い」とした上で、一度も転職しなかったが、広島に3年間転勤したその期間、厚生年金から脱退したことになってしまった例を紹介した。また、この問題の解決には、徹底した原因究明、責任追及、抜本的対策が必要だが、政府・与党案では出来ないと批判。民主党の解決策、紙台帳からの突合などを説明。「夏の参議院選挙で過半数をとり、補償法案を通させてほしい」と訴えた。

 馬淵澄夫衆院議員は、「天下りこそが税金の無駄遣いの元凶。昨年の半年だけで、2万8000人もの人が天下っている。その天下り先の公益法人に6兆円ものお金が流れている」と、税金の無駄遣いの構造を説いた。その上で、党の天下り根絶法案の内容を説明した。

 鈴木寛参院議員は、医療の荒廃、医師不足、教育への政府支出が先進国では日本が低いことを挙げ、特に「7割のお医者さんが徹夜明けで手術をしている。医療、教育が崩壊しかかっている。それを理解していただき、民主党を勝利させていただきたい」と訴えた。

 最後に、野田委員長が、「与党の時効特例法案では0.4%の人しか救われない。しかも保険料を払ったかどうかの挙証責任は相変わらず、国民の側にある」と批判した。その上で、「保険料をネコババしたりするシロアリの国になりつつある。ここにいる人は、税金を納め、保険料を真面目に払ってきた働きアリ。働きアリが勝つようにしたい」と民主党への支持を訴えた。

 演説会には、三谷光男、北神圭朗各衆院議員も参加した。

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