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2007/06/11
【参院決算委】消えた年金問題の深刻さの認識迫る 大塚議員
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 大塚耕平議員が、参議院決算委員会で11日午後質問に立ち、「消えた年金記録」5000万件の保険料総額を明らかにするよう求めた。柳澤厚生労働大臣は推計になるが、調べて回答するとした。

 大塚議員は、総額の推計はおそらく30兆円近くになるとして、安倍首相にことの深刻さを認識するよう求めた。しかし、首相は、「瞬間はそうかもしれないが、一年に一気に給付は訪れない。賦課方式なので」と答え、この問題が年金特別会計に与える深刻さを認めなかった。

 大塚議員は、2004年に問題となった、不透明な年金財政の将来計算、積立金(保険料)の目的外流用と合わせ年金問題の3点セットではないかとも追及した。その上、党が提案している年金制度そのものを税方式に切り替えるべきではないか、と改めて見解を質した。

 首相は、「税方式だと消費税ということになる。すると、いままで保険料を支払い終わった人も負担することになり、不公平が生じる」として応じなかった。

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