政権政策委員会(委員長・赤松広隆副代表)は、13日午後、党本部で小沢一郎代表に、「『ムダづかい』ストップ! 『生活』重視 ――民主党の政策 10本柱」を答申した。これは、マニフェストの基本となるもので、これに代表の決意、政策実現のための財源などが加えられてマニフェストとなる。
赤松委員長から「柱」を受け取った小沢代表は、「ご苦労様でした」と労をねぎらった。
答申後、記者会見した赤松委員長は、「10本の柱をできるだけ分かりやすく、簡潔にという指示だったので、年金から外交までそうなっている。これに50の重点政策を加えたもので、マニフェスト完全版となる。その際は各政策の財源も分かりやすく示す」と述べた。また、今後の正式決定への手続きなどは代表に一任することとした。
記者の質問に答えて、松本剛明政策調査会長が、「消えた年金記録の問題は政策論争というより、むしろ不祥事の後始末の問題。政策では年金の制度そのもの、我々が以前から提案しているようにすべての年金を一元化することの是非を国民に問いたい」とした。
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