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2007/06/12
鳩山幹事長、モンテネグロ元大統領と会談
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 鳩山由紀夫幹事長は12日午後、ミロ・ジュカノヴィッチ元モンテネグロ大統領・首相と国会内で会談し、昨年、独立国家となったモンテネグロのこれからの発展と、日本・モンテネグロの新しい二国関係に関して、意見交換を行った。山口壯『次の内閣』ネクスト外務大臣と岩國哲人国際局長も、会談に同席した。

 冒頭、鳩山幹事長は、新国家の建国の親と言われているジュカノヴィッチ氏の「独立のための大変なご努力」に敬意を表し、日本の国会では今、超党派の日本・モンテネグロ議員連盟を立ち上げる動きがあると説明した。自分も出席議員もそれに参加し、「モンテネグロのこれからの発展に協力したい」と強調した。

 それに対して、ジュカノヴィッチ氏は「日本は世界の平和と安定に重要な役割を果たし、そして日本とEUとの協力は大変望ましいものだと思う。我々は日本とモンテネグロの二国間交流を促進したい。議員連盟の設立はその重要な要素の一つだ」と答えた。

 さらにジュカノヴィッチ氏は「モンテネグロ以外、旧ユーゴスラビアの国はみんな紛争に巻き込まれた。しかし、我々は平和、国民の命、そして多数民族国家モンテネグロを守ることができた。」とモンテネグロの特徴を説明した。今後、モンテネグロの主な目標はEU加盟や更なる経済発展であり、特に観光事業のインフラ整備の面においては、日本の協力が必要だと述べた。

 双方で更なる協力を約束し、会談は友好的な雰囲気で終了した。

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