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2007/06/19
【参院文科委】教育にもっと予算をと訴え 蓮舫議員
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 蓮舫議員が参議院文教科学委員会で、19日午後、政府の教育関連3法と民主党案について質した。

 冒頭、蓮舫議員は「消えた年金記録」問題を取り上げ、1年以内で完了するとしているのは、5000万件の統合なのか、突合なのかを質した。安倍首相は、「突合」と答えた。このため、蓮舫議員は自民党のHPには統合とあることを示し、訂正するよう求めた。しかし、首相は分かりにくいため、統合としたのではないかとして拒否した。

 教育関連法について、この法案ではあるべき学校の姿が見えないとして、どのような学校を描いているのか明確にするよう求めた。首相は、「安心・安全な学校」と答えた。

 次に、教育にお金をかけるべき、教育分野には効率化、市場的なことをしてはならないとして、予算増を求めた。首相は、「予算を確保していく」とした。これに対して、民主党の発議者の鈴木寛議員は、「教育予算が対GDP比現在が3%なのを5%以上とする」と明確に答えた。

 また、地球温暖化対策推進事業について、1日日当が7万6300円で114人日などがあり、総額約9640万円の人件費もあることを指摘し、これは無駄遣いではないのかと首相に感想を求めた。首相は、無駄遣いとは認めず、「いいのではないか」と答えた。

 最後に、西岡武夫民主党発議者に、政府案に欠けている点を指摘するよう求めた。西岡議員は、「焦点をずらしている。あたかも教育改革をしているかのように見せている」と厳しく批判した。

 なお、またしても参議院においても与党の強行採決の暴挙が繰り返され、政府の教育関連3法は可決した。

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