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2000/04/11
小渕前首相入院以降の対応ただす質問主意書を提出=川端国対委員長
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川端国対委員長は11日、伊藤衆院議長に対し、小渕前首相の入院以降の政府の対応をただす「国の危機管理と国民の知る権利、情報公開に関する質問主意書」を提出した。内容は、7日に青木官房長官に提出した「申し入れ」に加え、次のとおり。

 ▽青木官房長官は、2日午後7時頃に病院で小渕前首相に面会した際、「検査結果によっては、私が臨時代理の任にあたるように言われた」と述べたが、10日の衆院本会議では「何かあれば万事よろしく頼む旨指示をうけた」と変わり、同日夕刻の会見では「『何かあったらよろしく頼む』ということだった。病人相手に万一の場合の臨時代理の話をするものではない。そういう風に理解したということだ」とさらに発言が変わった。その理由は何か。

 ▽青木官房長官は10日の会見で、2日に前首相と面会した際(に見た)前首相の脳の断面写真は「右側がかなり白くなっていた」と、危険な状態であったことを明らかにしているが、1週間も経過して発表した理由は何か。

 ▽この貴重な経験を生かし、森首相は直ちに首相臨時代理を指名すべきだが、今日に至るまで指名したとの報告がない。重大な国家の危機管理の経験が全く生かされない理由は何か。

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