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高木義明国会対策委員長は２９日午前、野党国対委員長会談の終了後に記者会見し、安倍内閣は国民の政治に対する不安と不信を増大させたと指摘、信任できないとした。
高木国対委員長は、安倍内閣への不信任決議案の提出について、常任幹事会で満場一致で決定したこと、昨日の野党幹事長会談でも各党の手続きを踏まえた上での共同提出で合意していることから、本日、日本共産党へ国対委員長を訪ねて、趣旨弁明への賛同を呼びかけたことを報告した。
また、同日の野党国対委員長会談では、参院の状況を見ながら具体的にはその都度対応するという大きな方針を確認、不信任案提出者の各党の構成についても意見交換したと述べた。
高木国対委員長は、昨日の参院厚生労働委員会では、民主党議員の質問に対する答弁ができず委員会がたびたび中断する有様であったと指摘、問題点にフタをして逃げ切りを図る政府の姿勢が見えたと強く批判した。
さらに、安倍内閣の政治姿勢が、国民の政治に対する不安と不信を増大させる無責任なものであるとして、数を頼みにした数々の強行採決ば国民を欺いていること、様々な問題について抜本的な解決に目をつぶっていることから、安倍内閣は信任できないとの考えを示した。
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