トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2007/07/09
政治を国民の手に「逆転の夏」を実現させよう 立川で菅代表代行
記事を印刷する





 民主党は9日夜、東京都立川市内で「民主党三多摩総決起大会」を開催、菅直人代表代行をはじめとする東京都選挙区の多くの議員が参加した。

 冒頭、司会進行を務める長島昭久衆議院議員が小沢一郎代表からのメッセージを紹介。

 「全国の同志とともに与野党逆転を実現し、今こそ国民の利益を第一とした政治に転換させよう。『逆転の夏』に一致結束していこう」と読み上げると、満員の会場からは大きな拍手が沸き起こった。

 次に、東京都総支部連合会会長の円より子参議院議員が登壇。拡大する格差社会の現状を切々と訴え、「こんな社会は変えなければならない」と主張。「自公政権を変えなければ政治不信を払拭することはできない」と述べ、「参議院選挙で勝利し、衆議院解散に追い込めよう」と呼びかけた。

 続いて菅代表代行が登壇し、東京都参議院選挙区から立候補予定のすずきかん参議院議員について、「教育、IT、何でもできる」と紹介。学校訪問など日々の活動を精力的に行っており「教育政策を現場で一緒に作っていける人物」と称えた。大河原まさこ第4区総支部長については、「生活に根ざした活動を続けてきており、東京の顔として紹介するのにこれ以上の人はいない」と述べ、期待の高さを示した。

 また、小沢代表が「この夏の参議院選挙で与野党逆転が実現しなかった場合は政治家を引退する」と表明したことに言及し、「小沢代表が退路を断つかたちで示した決意を胸に『逆転の夏』を一緒に実現させよう」と語った。

 笑いと拍手に包まれて登壇した「Oh!勝ってレディース」のメンバー、羽田孜最高顧問の妻・やす子さん、菅代表代行の妻・伸子さん、鳩山幹事長の妻・幸さんは、議員に勝るとも劣らない熱く力強いアピールで参加者を釘付けにした。

 すずき議員は、「6年間教育・医療問題に全力をかけてきた」と振返ったうえで、「一人一人の生命を大切にしていくまっとうな日本をもう一度作り直して行きたい」と明言。「消えた年金」問題対策に象徴される国民を愚弄した政府の姿勢を批判し、「7月29日を『正義が勝った日』と言われるよう、全身全霊をかけて戦っていく」との決意を表明した。

 大河原総支部長は、子育てする中で感じた「この国はおかしい」という感覚をたいせつに、「嘘をつかない政治、不正をつくらない政治をつくる」と語った。また、「この国は誰かが命を落とさないと政治は動かない」とも述べ、「命を守ることが政治の役割」としてその責務を果たす覚悟を示した。

 最後に、西岡都議会議員の呼びかけのもと頑張ろうコールを三唱、「政治を国民の手に取り戻そう」と締めくくった。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.