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2007/07/17
安倍総裁の「年金プラン」発言の訂正求める 菅代表代行が会見で
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 菅直人代表代行は17日午後、党本部で記者会見し、安倍自民党総裁の民主党の年金プランへの誹謗中傷発言に抗議し、訂正を求めた。

 安倍総裁の発言は、大阪で14日になされたもので、「小沢一郎代表は、現役世代で、一度でも600万円の年収に達した人は年金をカットしていく」というもの。

 菅代表代行は、一度もこうした説明をわが党はしていないし、年金制度そのものへの無理解に基づくものだとした上で、「こうした発言をした以上、謝って訂正すべき。600万円から1200万円の年収の人は税による部分(最低保障年金)を減らしていくのがわが党の制度」と述べた。

 わが党の案では、年金保険料に見合った「所得比例年金」を受け取る制度と税を財源とする「最低保障年金」の2階建てとなっており、安倍総裁の発言は全くの誤解に基づくもの。

 菅代表代行はまた、新潟の中越沖地震について、お悔やみとお見舞いを述べたうえで、「こうした問題には、与野党を超えてやれることはやるという姿勢で臨んでいきたい」として、与野党一丸となっての対応の重要性を強調した。

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