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2007/07/18
「暮らしを守ることが政治の役割」 鳩山幹事長、西都市で水害対策を約束
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 鳩山由紀夫幹事長は18日午後、台風4号による被害の大きかった宮崎県西都市内の状況を視察。マンゴーや稲をはじめとする農作物の被害や、床上浸水の住宅地を訪ね、お見舞いを申し上げるとともに、被害に遭われた方々の悲痛な叫び、思いを受け止め、今後の対策に向けて全力を尽くすことを約束した。

 鳩山幹事長はまず、マンゴー栽培にいちはやく取り組んできた西都市内を訪れ、マンゴー農家を視察、その被害状況を確認した。農家では、マンゴーは本来、実が赤くきれいに熟すと自然に枝から落ち、色も糖度も抜群であることを説明。しかしながら、台風による被害で既に実が落ちてしまったもの、あるいは根が弱くなったことにより、今後熟す前に落ちてしまう可能性があるとして、その深刻な事態を訴えた。

 「精魂込めて育てたマンゴーがあと一息というところでダメになった。努力をしても報われない」と嘆き、河川の堤防対策について「復旧ではなく、より頑丈なものを」と要請。鳩山幹事長は、「今や宮崎といえばマンゴーというほどになっており、そのマンゴー栽培の環境づくりを整える」と力強く表明。対策を講じるよう、市や県側にも強く求めることを明言した。

 西都市内の水害被害常習地域では、鳩山幹事長の訪問に人々は「直々に来てくださり嬉しい」「感激した」などとコメント。自宅や駐車場を案内し、床上45センチにも及ぶ浸水の被害状況を詳細に説明した。また、今回同様の被害がこの4年間で3回も起きていることも加えて報告し、一刻も早い水害対策をと求めた。鳩山幹事長は、「暮らしを守ることが一番大事な政治の役割である」と述べ、対策に向けて全力を尽くすことを約束した。

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