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2007/07/20
塩崎官房長官の事務所費問題 説明できないなら辞職を 小沢代表
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 小沢一郎代表は20日夕、鹿児島県大島郡龍郷町で、塩崎官房長官の事務所費の使途不明問題について、「問題が指摘された以上、国民に公開すべきで、その説明ができないなら辞職するしかない」と語った。

 同日明らかになったこの問題について、同行記者団の質問に答えたもの。安倍内閣はどう対応すべきかとの問いには、「基本原則は、前からも言っているように全て公開する。それが一番の解決方法。私も領収書をつけて公開してきた」と述べ、あわせて「安倍総理以下、閣僚の皆さんも、法律上問題ないと言っているが、問題として指摘された以上、国民に公開していくべきだ」と強調。そのうえで「その説明ができないというのなら、職を辞するしかない。嘘がないなら堂々と国民に公開すればよい」と話し、法的に問題はないとしながら逃げ隠れする安倍内閣の姿勢を厳しく批判した。

 また、赤城農水大臣、塩崎官房長官と疑惑が続いていることに対して、「疑惑、疑問が続いて出てきたことは国民の目から見ると、安倍内閣はちょっとおかしいとの心象をもつのではないか」との見方を示した。

 さらに、「アルツハイマーでもこれくらいは分かる」などとした麻生外務大臣の信じがたい発言については、「健康上の問題や疾患を持っている人を例に挙げるということは、常識としておかしい」と厳しい口調でその不適切さを指摘するとともに不快感をあらわにし、大臣としての資質に疑問符をつけた。

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