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2001/01/11
中選挙区視野発言は「論外」〜熊谷幹事長代理が古賀自民幹事長を非難
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民主党の熊谷弘幹事長代理は11日の定例記者会見で、7月29日を参議院選挙投票日としようとする与党の動きについて、「投票に行かせず、国民の政治参加を防ごうとする企みではないか。言い過ぎかもしれないが、今の政権のいじましさを感じる」と批判。「閉塞感と焦燥感を払拭するには政治を変えていくことが大事だということに国民は気づいてほしい」と述べ、「どんな政治日程が組まれても投票に行き、自らの意志を示してほしい」と国民への思いを語った。

 また、古賀誠自民党幹事長が「中選挙区を視野に入れた議論をやりたい」と表明したことについて、熊谷幹事長代理は「論外だ」と切って捨てた。「自分たちが過半数をとれないからといって、政権にしがみつくためなら、どんなことをしてもいいという意図が見え見えだ。日本のことを憂い、そのための政治はいかにあるべきかといった視点をまったく欠いた、ポリティカル・アニマル=政治動物としか言いようのない発言だ」と、強い口調で批判。「本来は政治家のための政治システムではなく、国民のための政治システムであるはず。そういったものは一切抜きにして、勝つためのテクニックに奔走する野卑さにあきれかえっている」と語彙を強めた。

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