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2007/07/21
日本の政治を変える大きな一歩を一緒に踏み出そう 千葉で岡田副代表
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 岡田克也副代表は21日、千葉県・JR船橋駅前で街頭演説を行い、日本の政治を変える大きな第一歩を一緒に踏み出そうと、集まった聴衆に訴えた。

 まず、政治とカネの問題を取り上げた岡田副代表は、党政治改革推進本部長として実効性のある政治資金規正法の改正に向けて尽力してきた経緯を説明。自民党に対し、政治とカネの問題の本質的な解決に繋がる法改正を呼びかけたにもかかわらず、前向きな対応はなく、対象を政治資金管理団体に限定することで他の政治団体への規制をあいまいにし、領収書添付も5万円以上とする「ザル法」の成立で、国民の目を欺いたのが与党の不誠実な実態だと説明した。

 また、安倍政権下では「政治とカネ」の問題をめぐって次々に大臣の疑惑が噴出しているが、その誰一人として説明責任を果たしていない事実も問題視し、「赤城農水大臣もこれだけ問題になっても、領収書も資料も示さない。なぜ当たり前のことができないのか」ときびしい口調で批判。説明責任を果たさない理由は「領収書がない」か「表に出せないような使い方をしているか」のふたつだろうとも語り、「結局、政治資金改革は自民党にはできない」と強調。「私たち民主党こそが」と表明すると「政権交代だ」との掛け声と拍手が沸いた。

 さらに、1兆7000億円もの増税を断行した安倍政権の、国民負担増路線をも批判。2年前の総選挙でサラリーマン増税はしないと公約しておきながら、選挙直後にまさに「舌の根も乾かぬうちに」増税を決めた自民党政権を「約束違反だ」と指摘。聴衆に対しては「もっと怒っていただきたい」と述べ、公約違反の自民党政権にはNOをつきつけてほしいと訴えた。

 「消えた年金」記録の問題をめぐっては、安倍首相がその事実を知りながら内閣支持率低下まで、事の重大性・深刻さに思い至らなかった点がそもそも看過できないとして、「ここに見えるのは国民軽視の政治だ」と指摘。「国民にとって大変なこと」に思い至らない、国民の心がわからないのが安倍政権だとして、「与野党逆転を成し遂げ、この国の政治をいっしょになって変えていきましょう」と力強く呼びかけた。

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