小沢一郎代表は22日午前、買い物客でにぎわう東京・巣鴨を訪れ、とげぬき地蔵通り商店街を歩いて遊説。商店街の人々や参拝客に笑顔で挨拶し、民主党の政策への理解と支持を求めた。
小沢代表が到着するやいなや、周りには握手を求める人、ひと目姿を見ようとする多くの人々であふれかえった。「小沢一郎」と名前を記した自前のうちわを手に声援する女性の姿もあり、商店街を行き交う多くの人々が「頑張って」「何とか今の政治を変えてほしい」と激励。
苦しい暮らしぶりを訴える声には、まさに「国民の生活が第一」の政治を目指す姿勢そのもので、立ち止まってしっかりと耳を傾けた。直接触れ合った人々は「力強い握手だった」「貫禄がある」などと感想を述べ、政権交代へ向けて与野党逆転を狙う小沢代表の決意の強さをその手に、心に受け止めた様子。従来は自民党支持だったという男性も「税負担が厳しく民主党を応援する」と語った。
小沢代表は途中、とげぬき地蔵尊 高岩寺にも立ち寄り、民主党の発展を期してお参りも行い、商店街でのひとときを満喫した。
なお、街頭では、加藤公一衆議院議員が演説し、政府による年金問題への対応のまずさや定率減税廃止や保険料引き上げによる生活負担増政策を批判。「小泉・安倍政権のもとでは景気は上昇しても人々の暮らしはよくならない」と指摘し、民主党の政策への支持を求めた。
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