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2000/04/14
「青木官房長官は辞任せよ」石井紘基衆院議員が迫る
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石井紘基衆院議員は14日の決算行政監視委員会で、小渕前首相の入院から青木官房長官の首相臨時代理就任までの経過について「法の逸脱と国会無視だ」と追及し、官房長官の辞任を要求した。

 石井議員は、「官房長官の発言によれば、(臨時代理という)法的手続上の問題を前首相と2人だけで口頭で話したしたというが、第三者がいない以上、効力があるかどうか疑わしい」と指摘。そのうえで「当初の記者会見で青木官房長官は『2日午後7時に前首相から検査結果によっては私が臨時代理の任にあたるよう言われた』と述べたが、本会議では『何かあれば万事よろしく頼む旨、指示を受けた』と変わり、代理指名について何も言っていないのはなぜか」とただした。これに対し青木官房長官は、「『万事よろしく』というのはその後の病状を考えて臨時代理に指名されたと思った。どちらも同じ意味だ」と都合のいい解釈に終始。

 さらに石井議員は、「自民党の村上正邦参院議員会長によると、官房長官は2日から3日にかけ、自民党役員と臨時代理について協議したというではないか」と矛盾をただしたが、官房長官は「村上会長の話は承知していない。(前首相が)病に伏しているときに後継者の話はしない」などと述べ、村上証言や一連の報道内容を完全に否定した。

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