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2007/07/27
一人の声に耳を傾ける民主党か 不都合なことは隠す与党か選択を 所沢で馬淵議員
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 馬淵澄夫衆議院議員は27日午前、埼玉県所沢市所沢駅で街頭演説を行い、年金問題に象徴される政府与党の政治姿勢を批判。「国民の生活が第一」をスローガンに、正直な政治を実現する民主党の政治政策への理解と支援を訴えた。

 馬淵議員はまず、年金問題について「単に制度の問題ではなく、この国の構図の問題である」と明言。グリーンピアをはじめとする6兆円にも及ぶ保険料の流用、天下りの実態を指摘し、「ムダ遣いの象徴であるとともにそれを許してきた政府に大きな問題がある」と批判した。そのうえで、「この連鎖を打ち切らなければいけない」と表明、官僚との癒着構造にメスを入れる必要性を強調した。

 また、消えた年金・宙に浮いた年金記録問題に言及し、民主党では1年以上も前から調査を開始したことを説明。その発端は議員会館に届いた被害者からの窮状を訴える1通の手紙であったことを明かした。

 「払ったはずの年金記録がないと言われる。社会保険庁にはとりあってもらえず、与党の議員に相談しようとしても話を聞いてもらえない」と記された1通の手紙。これを問題視して調査を始めたことにより、宙に浮いた年金記録が5000万件、紙台帳が1430万件もあることが判明したとの経緯を語った。

 さらに、民主党の追及に対して、当初「不安をあおるな」などと発言し、事実を隠し、問題収束を図ろうとした安倍首相を批判。1人の声も大切にし、耳を傾けて調査を開始、被害者救済、問題解決に向け取り組む民主党との違いを浮き彫りにした。

 馬淵議員は、「たった1人の声に耳を傾ける政治か、都合の悪いことには頬被りをする政治か、どういう政治を求めるのか」と問いかけ、政治に対する正直さ、誠実さ、謙虚さを大切にする民主党の政策への支援を呼びかけた。

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