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2007/07/28
「信用できる政府をつくろう」菅代表代行らが訴え 東京中野駅前
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 菅直人代表代行は、28日夕東京中野駅前で街頭演説し、「生活を大事するのが民主党」と訴え、政治を変えようと呼びかけた。

 菅代表代行は、「年金担当大臣に長妻昭議員になってもらおう」と演説を始め、「民主党は信用していただける年金の抜本改革をやり遂げる」とした。また、「この3、5年の間に社会はギクシャクしてきた。それは、競争の2文字。国際競争に勝つために、給料を半分にする。競争に勝つためには生活が破壊されても仕方がない。これが小泉・安倍政権」と厳しく批判した。

 演説会に参加した長妻昭政策調査会長代理は、「業界、役所に都合のいい政治」が今の政治であるとして、消えた年金記録の問題を詳しく報告。特に、この国会で成立した、年金保険料流用法案について触れ、「広報活動にも、アルバイト代金にも保険料が使われる。こうしたお金の使い方を変えよう。さらに、2万8000人も人間が天下し、特殊法人などで飯を食べている。この天下り先に1年間で12兆円ものお金が流れている。こういう政府を続けていいのか。信用できる政府を作ろう」と呼びかけ、聴衆の大きな拍手を受けた。

 この演説会には、円より子副代表、小宮山洋子常任幹事、小川敏夫参議院幹事長、加藤公一衆院議員、遠藤幸男連合東京会長、山口文江東京生活者ネットワーク代表も参加し、それぞれ政治を生活者のためのものに、働く者のためのものにしようと呼びかけた。

 演説会終了後、菅代表代行は記者団に、「全体として手応えはありました。日本全体がおかしくなっている、その一つの現れが年金。まともな国に作り直さなければならない、そのことを訴えてきた」と語った。
 

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