7月29日投開票が行われた第21回参議院選挙。東京選挙区では、新人の大河原まさこさんが見事当選を果たした。同選挙区では、現職のすずきかんさんも当選。定数5となった東京選挙区は、20人が立候補するという混戦の中、民主党が2議席を獲得、「国民の生活が第一」とする民主党の政治姿勢がしっかりと受け入れられたかたちとなった。
20時の開票を待ちきれず、事務所には大支援者たちが続々と来訪。大河原さんの到着を歓声と拍手で出迎えた。
20時半過ぎには当選確実の報が届き、事務所は拍手喝采、祝勝ムードに。選対本部長の小宮山洋子衆議院議員、選対事務局長の加藤公一衆議院議員をはじめ、円より子東京都連会長、小川敏夫参議院幹事長、蓮舫参議院議員などとともに喜びをわかちあった。
大河原さんはまず、「信じられない結果をありがとう」と感謝の意を表明。「政治とは生活である、真面目な政治をやる民主党を訴えられたことが支持拡大につながったのでは」と分析し、年金問題や相次ぐ閣僚の不祥事に象徴される、国民の生活、感覚と乖離した安倍政権に対する国民の怒りがこのような結果になったとの見解を示した。そのうえで、「生活のプロ」として、年金・医療・介護、食の安全の問題をはじめ、「国民の暮らしを安定させていく政治、国民が豊かになるための経済を実現していく」と言明。政治とカネや官製談合が指摘される公共事業など、自民党では解決できない問題についてもの積極的に取り組んでいく姿勢を強調した。
また、「参議院での与野党逆転により、政治の中身は国民がつくるというチャンスが広がった」と述べ、今後については、「これからが勝負であり、この勢いをさらに広げて生きたい。本格的な国の建て直しに取り組んでいく」との決意を力強く語った。
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