伊藤英成NC外交・安全保障大臣は14日の衆院外務委員会で質問に立った。伊藤大臣は、前日のNCで了承された『外務公務員(外交官)の人事制度に対する考え方』に基づき、3つの提言を説明、河野外相の所見と実行の決意を求めた。
提言とは、(1)任地・任務に適した大使・公使等の政治的任用の拡充、(2)意欲・専門・能力・実績に応じた人事制度の確立、(3)民間との人事交流の促進。河野外相は、「適材適所、広く人材を求めることは大事。ハンガリーのように民間経験者の登用を求めるケースも出てきており大いに共感できる。ただ、外交官の絶対数が足りず、民主党の提案を実行するには諸条件の整備と知恵が必要だ」と答えた。
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