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2007/08/08
鳩山幹事長、南北首脳会談開催や自民党小林議員の秘書逮捕を語る
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 鳩山由紀夫幹事長は8日午後、自民党の小林温議員の秘書が公職選挙法違反容疑で逮捕されたことについて、事実であれば小林議員は辞職すべきとの見解を示した。党本部で記者団の質問に答えた。

 冒頭、南北首脳会談の開催について問われ、北朝鮮と韓国の二国間の会談であると指摘、「冷静に推移を見守りたい」と答えた。また、北朝鮮の核問題や朝鮮半島の緊張緩和について会談の成果を期待するとした上、「日本としては、核の問題と同時に『拉致の問題を忘れていない』と常に言う必要がある」と、六カ国協議を進展させる重要性に言及。その中で立場を強く主張できるような日本でなければならないとした。

 参院選神奈川選挙区で当選した自民党の小林議員の参院選当時の公設秘書が、7日に公選法違反(買収)容疑で逮捕されたことについては「司直の手に委ねられており、その進展を見守らねばならない」とコメント。秘書や出納責任者による買収行為が事実であれば直ちに連座制が適用されるとして、「事実であれば小林議員はお辞めになるべきだ」と述べた。

 安倍内閣の閣僚や自民党議員に、政治とカネの問題をめぐって多くの疑惑が持たれていることについては、国民の皆さんの政治に対する不信感の強まりが、参院選の結果にも現れたとの見解を示し、クリーンな政治を目指す民主党と、自民党の体質の違いを指摘した。

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