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2007/08/21
月末に人事一新で万全の挙党態勢を確立 小沢代表が表明
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 小沢一郎代表は21日午後、党本部で開いた役員会で、今月末に党人事を一新し、政権獲得に向けて「万全の挙党一致態勢」を確立することを明らかにした。

 小沢代表はその中で、民主党の今後の課題について「参議院選挙で我々が参議院過半数をとっただけに、民主党に対する国民の期待も大きく膨らんでいる。我々はその期待にわかりやすく応えていかなければならない。今度の臨時国会、来年の通常国会が我々の本当の正念場になる」と述べ、党を挙げて政策課題の実現に取り組まなければならないとの考えを強調。

 そのうえで、代表は「参議院では新しい布陣ができた。その中で党組織をどう機能させるべきか。今月末をメドに、人事の一新を図りたい。衆議院とか参議院とかにかかわりなく、万全の挙党一致態勢をつくり、国民の期待に応えなければならない。それにより何としても、政権獲得に結びつけていく」と、強い決意を明らかにした。

 また、鳩山由紀夫幹事長は「安倍政権が続く限り、民主党がこれまでのように結束していけば、必ず政権をとることができる。そのための態勢を整える必要がある」と、同様の考えを示した。

 それに関連して、鳩山幹事長は「臨時国会では、特にテロ特措法の延長問題が注目されている。国民の関心も高いので、党としての一致結束が必要だ」と結束を要請した。

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