民主党「次の内閣」外務ネクスト大臣
伊藤 英成
19日、首都バグダットにあるイラク国連事務所がテロ攻撃を受け、現在、デメロ国連事務総長特別代表を含む17名の死亡が伝えられている。民主党は、イラクの再建に真摯に取り組んできた国連職員及び関係者に対する今回のテロ攻撃を強く非難するとともに、犠牲になられた方々に心からの弔意を表明する。
6月、民主党イラク調査団は、着任したばかりのデメロ特別代表を訪問し、イラクの再建に関する諸問題について、忌憚ない意見を聞いた。ここでデメロ特別代表は、イラク国民による統治の早期回復とその過程における国連の役割の重要性を強調された。
民主党は、国際社会が、このようなテロに屈することなく、特別代表の遺志を受け継いだ国連の取り組みを強化していくことが、今後のイラクそして中東の平和と安定に極めて重要であると考える。そのためにも、国連のイラクでの努力を最大限後押ししていくことを、政府に対して強く求める。また、民主党は、イラク特別措置法に基づく自衛隊派遣に反対したが、イラクの現状を踏まえれば、いっそう自衛隊を派遣すべきではないと考える。
以上
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