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2003/02/06
パウエル米国務長官によるイラク問題報告を受けて(談話)
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民主党外務ネクスト大臣伊藤 英成

本日、米国のパウエル国務長官は、国連安全保障理事会で米国が入手しているイラクの大量破壊兵器及びテロリズムへの関与についての報告を行った。国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)と国際原子力機関(IAEA)は、イラクにおける査察を継続し、今回の米国の情報を速やかに検証すべきである。

イラクは国連査察に全面的に協力するだけでなく、今回の報告で指摘された事実関係に対し、積極的かつ誠意ある対応で大量破壊兵器に関する疑惑を払拭し、関連安保理決議の全面的な履行を果たすよう強く求める。

民主党は、イラクの大量破壊兵器問題についても、国際社会の総意は、平和的・外交的解決であると認識し、米国が単独主義的行動をとらぬよう、政府が積極的に働きかけを行うことを改めて求める。また、万が一、米国等がイラクに武力行使する場合であっても、国連中心主義を掲げてきた日本は、新たな国連決議の採択なしで、「支持」を行うべきではない。

以 上

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