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2001/01/20
ネクストキャビネット=構成と運営を変更
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20日の民主党定期大会に先だって、午前中今年初の民主党ネクスト・キャビネット会議が開かれた。

 冒頭で、鳩山由紀夫代表が挨拶。勢揃いしたNCメンバーを前に、「今年はネクストをとって真のキャビネットとなる年。その自覚のもとにお互い行動しよう」と政権奪取への決意を改めて見せた。また菅幹事長が「この顔ぶれを見ると本当に政権を担当できる力が民主党に備わったと思う」と述べ、NC活動を党外に向けて積極的にアピールするよう求めた。
続いて、今後のNCの構成と運営について岡田克也政調会長から説明があった。主な内容は次の通り。

●NCの基本構成および補強
1)岡田克也官房副長官(政調会長)を官房長官代理に、直嶋正行参議院国会対策委員長を新たに官房副長官に就任。円より子参議院国対委員長代理が官房に。
2)厚生労働ネクスト大臣が今井澄参議院議員から金田誠一衆議院議員に交代。それに伴い、総括副大臣に鍵田節哉衆議院議員が就任。

●総括副大臣の新設
各ネクスト大臣の下に総括副大臣を設けた。与野党折衝の要としての激務を担う委員会筆頭理事との兼務はしない。

●部会の廃止、部門会議の新設
 省庁・国会の委員会再編により、部会と部門会議のちがいが解消されたのに伴い、従来の部会は部門会議とする。これにより、部会長というポストはなくなり、NC大臣中心の運営となる。

●課題担当副大臣・委員会担当副大臣
 各ネクスト大臣の下に課題担当副大臣をおく。また衆参の委員会担当副大臣をおき、筆頭理事を兼ねることを原則とする。

●部門役員会
 全議員出席の部門会議のほかに、「部門役員会」を設置。メンバーはNC大臣と総括副大臣と各担当副大臣。必ず週1回開き、その部門の方向性を決める。

●調査会・プロジェクトチーム(PT)の整理
 会議が多すぎて出席できないという各議員からの要請に応えるため、従来の調査会・PTについては、基本は部門会議がその役割を果たすこととし、抜本的に整理し、6つの調査会と7つのPTとする。作業途中のものはワーキングチーム(WT)として再編、部門会議の下に位置づけ、検討内容は必ず部門会議に報告する。
<調査会>教育問題特別、政治改革、金融、税制、行政改革、男女共同参画
<プロジェクトチーム>政策理念検討、規制改革、緊急事態法制検討、少年犯罪総合対策、コーポレートガバナンス、知的財産権戦略、年金改革検討
●NC会議と党議
 NC会議は国会開会中週2回、火曜と木曜の午後4時から定例開催する。法案の決定および法案に対する態度決定は、法案の修正も含めてすべてNCで決裁する。NC会議決定を受けない政策の党外発表、法案の採決は認めない。

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