民　主　党
自　由　党
日本共産党
社会民主党

昨年7月に与党側の強行採決を経て成立した健康保険法等の改正によって、本年４月１日より被用者の医療費自己負担割合が２割から３割へ、すなわち５０％も引き上げられた。
　
しかし、もし政府・与党が真剣に医療制度の改革を進めていたならば、少なくとも現時点ではサラリーマンの自己負担割合を５０％も引き上げる必要は決してなかった。

これに対する多くの国民の強い批判を受けて、野党４党は「医療費自己負担３割化凍結法案」を提出したが、自民党・公明党・保守新党の３党は委員会審議を拒否し、２００３年３月２７日、衆議院議院運営委員会における動議否決をもって同法案を闇に葬り去った。

今日までに、地方議会においても３割負担凍結を求める決議が次々と可決されてきた。

不況で苦しむサラリーマンにこれ以上痛みを押し付けぬよう、　野党４党は結束して、３割化された被用者医療費自己負担を２割に引き戻すべく、新たに「健康保険法等の一部を改正する法律案」を提出し、早期の成立を目指すものである。

以上