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2002/12/05
イージス艦の派遣について
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民主党ネクストキャビネット
外務・安全保障大臣 伊藤英成

* 民主党は、テロ撲滅のため、国際社会が協力していくことの重要性を強く認識しており、あらゆる外交活動とともに、情報収集、警備・即応態勢など、総合的なテロ対策を強化していくべきであると考える。

* イージス艦の派遣が、国際的なテロ撲滅対策の一環として、協力支援活動を実施するものであって、その必要性が真に確認され、憲法及び法律の枠内である限りにおいては、否定されるものではない。

* しかしながら、海外での自衛隊活動という極めて重要な政策判断において、政府は、艦船のローテーションや補給の際の安全確保、隊員の負担軽減等の理由を抽象的に挙げるのみである。政府の隠蔽体質を厳しく批判する。

* 我々は、イージス艦派遣の必要性、憲法・法律上の疑義、イラク問題等との関係、現地での運用の問題点、国会での説明、派遣決定の手続き等々を総合的に判断し、またシビリアンコントロールの観点からも、イージス艦の派遣に反対である。


以 上

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