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2002/04/19
小泉内閣の「骨抜き構造改革」を正すために!
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民主党は、「道路関係四公団民営化推進委員会設置法案」の修正案を提出

* 道路関係四公団民営化推進委員会設置法案に対する修正案
* 修正案要綱
* 政府案と修正案の比較


四公団民営化は民主党が道をつけたもの

* 民主党は四公団民営化の具体策を2001年11月13日に発表。
* 小泉内閣の決定は、これに遅れること1か月後、2001年12月19日。
* 民主党は当然、四公団民営化に賛成。正確に言えば、民主党が先鞭をつけたもの。


民主党は修正案を提出

民主党は、民営化に賛成だから、「道路関係四公団民営化推進委員会」は当然と考える。政府案の内容があまりにもひどいので、ここに修正案を提出する。

理念なき法案を見直し

 まず、政府案にはまともな理念や目的規定が欠落。民主党案では、「経営効率化」「経営責任」「民営化推進」「明確な所掌事務」などをしっかり明記。

個別路線優先順位も含め所掌事務を拡大

 政府案では、基準を決めて国幹審に投げるだけだが、これを見直して個別路線建設の優先順位についても審議対象とする。

傍観者8条委員会を決定者3条委員会に

政府案は国家行政組織法でいう8条機関(審議会並み)、いわば傍観者。民主党は、公正取引委員会型の3条委員会にして、しっかり物事を決めさせる。

国会の同意人事を。民主と自民族議員の全く別のベクトル

自民党族議員は、利権とバラマキ行う委員を求めて同意人事を。
民主党は、公平・公正な議論ができる委員を求めて同意人事を。


国会審議でも総理は「のれんに腕おし」

 国会審議でも、政府はまともな答弁なし。小泉構造改革は「骨抜き」だったことが露呈。

* 国会同意人事について
「合理化計画具体化を検討するところで同意人事の必要なし」
* 3条機関への見直しについて
「調査審議し、私に意見を述べるもの。8条委員会で良い」(小泉総理)
* 上下一体の民営化について
「委員会において調査審議していただく」(小泉総理)
* 個別路線の取扱いについて
「採算性確保に関する基準などについて意見をもらう」(小泉総理)
* 道路四公団の債務について
「採算性の確保について調査審議し、意見をもらう」(石原行革相)

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