トップ > ニュース
ニュース
ニュース
1999/12/22
JCO被爆者死亡について(談話)
記事を印刷する

政策調査会長 菅 直人

 今般、東海村の臨界事故により被爆した大内久氏が亡くなられたことは、たいへん痛ましく、犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族にお悔やみ申し上げます。

 今回の事故は、すでに空前の大事故であったが、亡くなられた方が出たことで、その意見は更に大きくなったと言わざるをえない。まずは、これ以上の犠牲者を出すことのないよう、被爆された方々の治療にさらなる万全を期すよう政府に求める。

 今回の事故は、JCOのずさんな工程管理に加えて、政府による監督監視体制の欠陥がその原因となっており、政府の責任は著しく大きい。遺憾ながら、事故発生以来の政府の対応は、決して十分なものとは言えず、その責任も明確になっていない。

 民主党は、科学技術委員会の閉会中審査を求め、小渕内閣の責任追及と原因のさらなる究明、事故の再発防止に向けて、一層の努力をする決意である。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.