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1999/11/22
自衛隊機墜落事故について(談話)
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民主党 ネクスト・キャビネット大臣
外交・安全保障担当 伊藤 英成


 本日、埼玉県狭山市で自衛隊の練習機が墜落炎上し、パイロット2名が死亡した。亡くなった自衛官のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族に哀悼の意を表す。

 この事故で練習機が高圧線に接触して切断し、東京都や埼玉県で約80万世帯にもおよぶ停電を引き起こしたうえ、電車の一時ストップ、幹線道路の信号機の停止等、交通網を混乱させた。自衛隊の練習では隊員と周辺住民の安全を確保することが大前提であり、重大な事故を起こした防衛庁の責任は極めて重い。

 1997年1月には、栃木県で訓練中の自衛隊のヘリコプターが高圧線を切断する事故が起きており、再発防止のために練習方法を改善することが求められていたところだが、今回の事故で再発防止策が不十分だったことになる。

 防衛庁には、今回の事件に関する徹底的な原因究明と、抜本的な訓練の見直しを求める。

以上

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